ウォーキングをしてセロトニン分泌の促進を
外出をするときは、ぜひ歩いて身体を動かしましょう。ウォーキングは気軽に始められる運動の筆頭格で、ジョギングやランニングと比べて関節への負担が小さいです。ウォーキングは高齢者の健康増進に最適な運動ですが、ストレス解消法としても優れています。歩くことでセロトニンの分泌が活発になり、心身を安定させたり、睡眠の質をよくしたりできるのです。
セロトニンは幸せホルモンと呼ばれており、気持ちを前向きにしてくれます。気持ちが落ち込んでいる状態が長く続く、ストレスがなかなか解消しない、疲れているのに寝つきが悪い、といった人はセロトニンが不足している可能性があります。ウォーキングをするときは腕をしっかりと振って、全身を動かすイメージで歩きましょう。それによりセロトニンの分泌をより増やすことができます。
無理せず続けられるプランを
ウォーキングは日課にしてもよいですし、天気のよい日だけ行うのもありです。ウォーキングに適した天候は、温度・湿度が高すぎない、雨が降っていない、などです。時間帯は明確に決めておく必要はなく、臨機応変に調整しましょう。例えば毎日朝に歩いているという人も、朝が雨で昼から晴れの天気予報が出ているなら、昼から運動するなど調整してください。
セロトニンの分泌を活発にさせるには、運動を楽しむことが大切です。我慢して嫌々続けても逆効果になりかねないので、自分に合った頻度やタイミングで行いましょう。体調が思わしくないときは、運動することで体調をさらに崩す可能性があります。体調が不安定、また乗り気でないときは無理に運動する必要はありません。